Quantcast
Channel: 最新クレジットカード比較&入門2014 »自己破産
Viewing all articles
Browse latest Browse all 10

クレジットカードを持たない主義の方へ

$
0
0

クレジットカードを持たない主義・・・そういう現金主義と呼ばれる人たちは、未だに世の中に多く存在するのが実情だと思います。比率にして約2割程度の人たちで、年齢があがればあがるほどその比率が高まるという傾向がありますが、20代の方でもクレジットカードに対して強い抵抗がある・・・という方も多いのが現状だと言えます。

現金主義にはリスクがたくさん:

現金主義で居る限り、クレジットカードを不正利用もされないし、クレジットカードを使って無駄に買い物をしてしまうこともない。スキミング詐欺も自己破産も怖くない!現金主義は最強だ!と思っている方、実は申し訳ないんですが、そうでもないような現実が近づいてきています。

ここではクレジットカードを持つ利点やクレジットカードが持つ勘違いについては割愛しますが、世の中にはそんな利点や欠点以上に、なにが何でもクレジットカードを持たなくてはいけない時代が、そう、すぐそこまでやってきている点について、紹介していければなと思います。

クレジットヒストリーの重要性:

日本は良くも悪くもアメリカを見習う国です。クレジットカードがこれだけ日本で普及してきた背景にも、アメリカというクレジットカード大国の影響があったことは間違いないはず。そんなアメリカでは今、クレジットスコアと呼ばれる『点数』が重要視され始めてきています。

クレジットスコアとは簡単に言えば『あなたの信頼度を点数にしたもの』です。お金を借りたら必ず返す人は評価が高い反面、お金を借りても返済日までにきちんと返さない人はどんどん点数が落ちていきます。これ・・・言い方を買えれば、『お金を借りたことがない人』には絶対に付かない点数だということ。なにせ借りたことがなければ返した実績がないわけで、クレジットスコアを付ける側からしてみても、判断のしようがないのです。

日本でもクレジットヒストリーと呼ばれるクレジットカードや車ローン、住宅ローンなどの借り入れ履歴があります。クレジットスコアとは要するにこの借入履歴に職業や年収などの違う要素を加えて点数化したものですが、日本でもこのクレジットスコアが導入される方針であるということが、実は問題なのです。

クレジットスコアはなにもお金を借りる時だけのものではない:

過去、クレジットスコアは単なるお金を借りる際の審査に使われること点数でした。そのため、現金主義者の人にとってみれば、クレジットスコアで良い点数などをとっていなくても、お金を借りないわけですから言わば問題がなかったのです。

しかし昨今、クレジットスコアはお金を借りる際だけに使われるものではなくなりつつあります。その一つが就職の採用試験。企業が社員を雇用する際に『本当にこの人は信用できるかどうか』の判断をするために、クレジットスコアを取り寄せはじめてしまったのです。

確かに企業側の視点からしてみれば、お金を借りたら返さないような社員はルーズな感じがするため、企業の重要な案件を任せることが出来ませんよね。クレジットスコアがしっかりしている人であれば、約束をまもってくれる可能性も高いので、企業も安心して雇用することが出来る。であるならば、クレジットスコアが高い人を雇いたいとおもうのが常というもの。クレジットスコアが低い人は論外ですが、クレジットスコアが存在しない人も、企業からしてみたら論外なのです。

『なぁに、アメリカの話じゃないか?』と思われるかもしれませんが、日本に進出している外資系企業でも同様の採用方法を取っているところがあるそうです(岩田昭男氏の著書による)。企業側にはチェックするメリットがあるということと、企業も昔のように大量に人を雇えなくなった以上、今後もこのような信頼がおける人物かどうかの判断をしていく方向があるでしょう。

現金主義者の方はそんな時、自分の信頼性すらアピールすることが出来ない状況に陥ってしまう・・・というわけですね。

持たない理由を探られてしまう:

次にクレジットカードは今や8割以上の人が当たり前のように持っているものです。クレジットカードを使うのが普通で、クレジットカードを持たない人にはクレジットカードを持っている人から『便利だよ~』などという色々な誘いがあることでしょう。

しかしそれでも頑なにクレジットカードを作らない方は、いつしかクレジットカードを持っている人から『なぜあの人はクレジットカードを持たないのだろう?』と邪推される可能性が高いです。そもそも今の時代、クレジットカードを持っていない人というのは、過去に債務整理や自己破産などでクレジットカードを作ることが出来ない人、クレジットカードを作りたいと思っても無職のために作れない人、そして現金主義者の3種類しかいないわけですから、普通の人は作れない理由をなにかネガティブなものであると考えてしまうのも仕方がないと言えます。

つまり自分では『現金主義者だから』ときちんと周りにアピールしているつもりでも、周りの人は心の中で『過去に自己破産でもしちゃったんだろうな』とか、『もしかして今、無職?』などと思ってしまっているということ。少なくとも1枚だけでもクレジットカードが手元にあればそんなことはないにも関わらず、このような弊害を被ってしまうのです。

現金がなくなる時代が来るわけだから:

時代の流れからすると、この先いつかは間違いなく現金が不要になります。そんな時代が来た時に初めてクレジットカードを作るのも良いかもしれませんが、今からクレジットカードをしっかり作っておいて使っておくのも、そんな時代への準備体操であると言えます。

是非、意固地にならずに一度はクレジットカードを作ってみてください。クレジットカードにはこれだけ普及した理由があるのですから、きっと現金主義者の方でも『クレジットカードを持って良かった』と思う時がくると思いますよ。

お薦めのクレジットカード一覧

Tags: , , , , , ,

Viewing all articles
Browse latest Browse all 10

Latest Images

Trending Articles





Latest Images